古城
晴れ間

今年は8月になっても大雨、地崩れ災害が頻発する地域があって気の毒な思いをしています。台湾にて生活していた子供の頃梅雨の晴れ間が嬉しくて良く歌った文部省唱歌に「晴れ間」がありますが、ネットではなかなか曲を探せず、詩を見つけて、うまくはありませんが、地声の歌を録音するきっかけになったこの「晴れ間」をご紹介します。

上の左側の右向き三角印(再生)をクリックすれば一生懸命ながらお耳汚しな私の歌唱が聴こえます(^_-)!。

 

       さみだれの 晴れ間嬉しく
        野に立てば野は輝きて   
        白雲を 通す日影に
          はや夏の 暑さをおぼゆ

    
       ゆく水は 少し濁れど
         せせらぎの 音も優りて
         喜びを 詠うがごとく
             われを 迎うるごとし


       田園のつづく限りは
         植え渡す早苗の緑
         山遠く 心はるばる
          天地の おおいなるかな


        ふと見れば 道のほとりに
         つつましき 姿を見せて
         濃き瑠璃の 色あざやかに
          咲くものは 露草の花


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