ゲント訪問(2) ベネルックス・独20日の旅   30 Sept.,2002 起草

以下の黒い数字は、通貨単位ユーロ

2002.07.09(火)長い長いベネルックス・独20日の旅・紀行もここにやっと、終らんとす。
    一昨日行ったブルージュの手前の良いところであるゲントGent観光二回目。
    ブリュッセルからゲントまでの往復シニア割引の切符は、ウィークデーの故か、先日より安く 2.5/人であった。

    ブリュッセル出発09:36⇒ゲント着10:15。ゲント駅(正確には、セント・ピ−タース駅)から徒歩で近くの城砦公園に向かう。
    公園の中は人影も少なく、鬱蒼とした木陰とあいまって、しっとりとした静寂の中を散策した。
    付近にはゲント大学もあり、学舎は歴史ある雰囲気で古色蒼然とした、たたずまいであった。
  城砦公園入口付近
          09 July,2002
  同左
          09 July,2002
  同左中ほどの池
          09 July,2002
  ゲント大学
          09 July,2002
  同左
          09 July,2002
  同左入口付近
          09 July,2002


    ようやくゲント美術館にたどり着いた。入館料はシニア割引で1.2/人

    ノー・フラッシュで撮影したデジカメ画像は、別のアルバム・サイト「ゲント美術館・市街風景」にまとめて一括展示した。ピンボケなど粗悪な写真もあるが、拡大画像が見られるので、お楽しみ頂けたらと思う。画家の名前は残念ながら記録しなかった。
  ゲント美術館前
          09 July,2002
  同左
          09 July,2002
  同左
  ゲント美術館前池
          09 July,2002
  公園表示板
          09 July,2002
  ゲント美術館前池の滝
          09 July,2002
  ゲント美術館前花壇
          09 July,2002


  ゲント美術館観覧後、市街中心部へ行くトラム(市電)の停留所を探したら、かなり離れているところにあった。4人皆が揃ったところでトラムにに乗って中心部で下車した。勝手知った場所だから、目的の場所にすぐ行ける。Nさんは初めてなので、例のゲント名物菓子ヌガーの店に案内した後、聖・バーフ寺院には入らず外観を見てもらった。

  本日のメイン・イヴェントを紹介しよう。それは特殊なジョッキでベルギー・ビールを飲ませる店に入り目的を達成する事、ゲント名物ワーテルゾイ Waterzooi を食べる事、の二つである。

    先の市街中心部から若干足を運ぶと金曜日広場 Vrijdag Markt がある。そこの広場に面してにデューレ・フリート Dulle Griet なるビアホール店がある。ココが最初の目的地なのだ。私以外は、じいさん、ばあさんで、お酒が駄目な連れで往生したが、特殊ビール他も飲めと言われ、一般のジョッキも注文して、合計15/4=3.75/人であった。言葉の問題から注文成立までは、しばしの時間を要した。客が特殊ビール・ジョッキ(写真参照)を壊されたり、持ち逃げされた時の担保に靴を取られるのである。小生の靴も帰るまで天井に籠入りで吊るされて(写真参照)しまった。特殊ビール・ジョッキは1リットル入りであるが。ハーフ・リットル缶など、大したことも無い小生も特殊ビール・ジョッキの構造に度肝を抜かれてしまった。中々減らないので、一緒のジジ・ババさんに少しずつ、ご相伴して消費してもらった。こりゃ、本当のラッパ(トランペット)飲みだと言えるだろう。今回の滞在で、最高の珍しい体験をすることが出来た。
  特殊ビアレストラン
  デューレ・フリート
      ピンク色の建物
          09 July,2002
  特殊ジョッキ
          09 July,2002
  逃げないように靴を
  担保に取られた
          09 July,2002
  天井に吊られた
  小生の担保の靴
          09 July,2002
  こうなりゃ
  飲むしかない
          09 July,2002
  トランペッター風
          09 July,2002
  かなり平らげた
          09 July,2002
  もうチョいで完了
          09 July,2002
  ビール平らげて
  外は清々しい
          09 July,2002
  もう一度
  振り返ったビアホール
          09 July,2002


    ビールの酔い覚ましに町を散策して、昼飯はワーテルゾイ Waterzooi (Gent Speciality)の店を探して入った。写真のワーテルゾーイは、10/人であった。ワーテルゾーイ Waterzooi は、地球の歩き方には次のように記載されている。

    ゲントの名物料理といえば、鶏肉の入ったクリームシチュー、ワーテルゾーイ Waterzooi van Kip だ。日本のクリームシチューに似た味だから親近感がもてるけれど、ゲントのシチューは生クリームたっぷりの濃いめの味付け。寒い冬の料理らしいけれど、今では季節を問わず味わえる郷土料理の代表格だ。

    店によって味付けは異なるとも記載されていた。一昨日のホテルのレストランは17.50/人だったから、値段により味も異なるのであろう。食した味は、こんなものかという程度であった。

    食後は、大肉市場、旧魚市場、運河沿い、フランドル伯爵居城界隈を周遊した。ゲントの市街風景は沢山デジカメに納めたので、まとめてアルバム・サイト「ゲント美術館・市街風景」に一括展示した。下は代表的なもののみ挙げた。
  ゲント名物
      ワーテルゾーイ
          09 July,2002
  同料理を出した
     レストラン
          09 July,2002
  市街
          09 July,2002
  同左
          09 July,2002
  同左
          09 July,2002
  旧魚市場
          09 July,2002
  フランドル伯爵
     居城付近
          09 July,2002
  同左
      06 July,2002
  同左
          09 July,2002
  同左
          09 July,2002
  同左
      (7/7 スケッチの構図)
          09 July,2002
  同左
          09 July,2002


    夕方午後5時頃には、ブリュッセル・セントラルに戻った。20日にわたった長い今回の旅行も今夜で終わりだ。今回の旅行を企画され、ガイドされた、仲間のTさん御夫妻様を今夜ねぎらいの晩餐にお招きした。会場は馴染みの中華料理屋さんだ。

    最後の晩餐という事で、ベルギービール、フランスワイン、それに中華料理というか東南アジア料理もたっぷり味わった。
    食費は、飲み代入れて23/人。今回の旅でも有数の豪勢さであった。\(^O^)/

    ホテルに帰ってからその夜は、Mさん夫妻の部屋に有志が集まって、残り物を肴に遅くまで一杯やりながら歓談した。ノルウエーから合流したMさんは、ご当地土産のキャビア缶をあけ、小生は赤ワインのリッター瓶を持ち込んだ。各種チーズもふんだんにあり、美食の国・ベルギーを堪能し、有終の美を飾ったのであった。


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